Aug 02, 2008

モルテン

Marton 浩子は誕生日にこれをくれました。可愛いですが、がちょうなのかアヒルなのか、唐突すぎて、何?と思っていましたが、しばらくすると「モルテンなのわかった?」というメールが来ました。そんなこと言われなくて分かる人がいたら驚きです。

浩子が昨年、近所の図書館で「ニルスの不思議な旅」の映画を観てから、ニルスの不思議な旅は度々話題になっていました。浩子の最初の感想は「アッカ隊長は女だったんだね」でした。昔はよく二人でテレビで見ていたものです。今でも主題歌も歌えます。ラプランドにも行ってみたいです。

動物の言葉が分かるという意味では、ニルスはシートン、コンラート・ローレンツ以上、ドリトル先生、ソロモン王並みです。モルテンは首の縄がずっとついたままでしたが、お話の最後に魔法がとけるようにその縄もとれるのでした。ニルスは動物の言葉は分からなくなってしまいましたが。だからこれは自由になったモルテンです。

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Jun 07, 2008

ウサギのpeeps

Peeps_rabit
浩子が「これをホームページに載せて」、と送ってきました。一羽残った保存版のようです。

よく考えたらウサギは顔だけじゃなくて、胴体もありました。二頭身ですが。

よく見ると一羽ずつ顔が違うのですが、これは可愛い奴です。

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May 29, 2008

Peepsと絵文字

Peeps
前回いくみさんに日本に持っていってもらった浩子宛の荷物には、リーシーズのお菓子(三種類)のほかにPeepsがありました。Peepsはイースター(復活祭)の近くになると、つまり春になると売り出される、マシュマロに砂糖がかかったお菓子ですが、イースターの定番のヒヨコとウサギがあり、一番メジャーなのが普通に世の中に存在する黄色いヒヨコ。この黄色いヒヨコが一番早く売り切れ、イースター直前になると、水色やピンクや紫の日本ではありえなさそうな色のヒヨコやウサギが大売出しになっています。

単なる飾りかと思っていたら意外な美味しさがあったので、これを浩子の誕生日に一緒に送ってあげようとキープしてありましたが、封筒に入らなかったので、
5月になってしまいました。それも黄色いヒヨコ(デザインは、東京の銘菓ひよこに似ています)が売り切れたので、黄色いウサギになりました。でもウサギのほうが平面だからか大容量です。ヒヨコはヒヨコの形をしているのに、何故かウサギは顔だけなのです。

浩子は「かわいいね、
cat(肝心のウサギがないことが発覚したので猫で代用)のマシュマロ。」「cat2羽食べました。マシュマロに砂糖がかかっているなんてアメリカだね。」とメールを送ってきました。昔、紫のヒヨコは送ったことがあったような気もしてきましたが、すると「chickもらったような。」と言ってきました。以前、浩子からのメールの締めは『福』に似た字であることが多く、これは最近の流行なんだろうか(ラッキーマークとか?)、とあるとき聞いて見ると、「絵文字なんだけど読めないんだね」とのことでした。その後、メールを送ってもらうアドレスを変えたらウサギも見えるようになりましたが、今、考えると、浩子が一生懸命(かどうか分からないけれど)、可愛いマークを探して送ってくれたのに、全部、『福』の字で片付け、長年疑問にも思わなかったのは、ちょっとひどかったと反省です。  

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May 17, 2008

Hershey's/Reese’s/リーシーズ

以前、ペンシルバニアに行くけど、という友人達と一緒にドライブに行ったら、行き先はハーシーでした。チョコレートのハーシーズと同じ名前、と思っていたら、本社はまさにハーシーにあるのでした。ハーシー社のチョコレートの裏を見てください。Hershey, PA(ペンシルバニア)と書いてあります。巨大チョコレート会社のために、町は改名したのです。街灯もキスチョコの形をしており、工場の煙突にもハーシーと書かれ、チョコレート工場地帯の中に町があるといった風情で、本当にチョコレートの匂いのする町でした。おまけにただでチョコレート工場見学ツアーもあり、ツアーの最後には小さな板チョコまでもらい、小さな頃なら興奮して鼻血がでていたに違いありません。でも、ツアーが終わると、今までに見たことのないハーシーズ製品が山のように積まれていて、大量にチョコレートを買うようになっているのでした。もちろん、お土産にリーシーズも買いました。

リーシーズはいつもは定番のピーナッツバターカップを、たまにホワイトチョコレート版を食べる、という感じでしたが、今年に入ってから、リーシーズのマーブルチョコがあることに気付き、母の色つき食べ物禁止令の影響で、M&Mを食べるのは抵抗がある私も、オレンジ、茶系でまとまったマーブルは一気に食べてしまいました。折角だから浩子にもあげようと買ってありましたが、マーブルチョコだけをエアメールするのも気が引けていたところ、東京から来た友人に持って帰ってもらい、送ってもらうことになりました。(いくみさん、どうもありがとう!)自分が運ぶのではないということで気が大きくなり、他にもリーシーズのウェハースとリーシーズのチョコレートコーティング・クッキーも詰めました。早速食べた浩子から、「クッキーのサクッがいいね」とメールがありましたが、次のメールでは「リーシーズの箱にもっとおいしそうなのがあった。」と言ってきました。折角送ったのにそんな失礼な、と一瞬思いましたが、その浩子が目をつけた、「もっとおいしそうなもの」は、ホワイトチョコレートにオレオのようなクッキーが入ったクッキー&クリームに、更にホワイトチョコレートがけしてあるクッキーに違いありません。

Hersheys翌日には、浩子から写メールで「ね!おいしそうでしょ?」と、この写真が届きました。 そのときには、私は念のため、「リーシーズの箱にあったもっとおいしそうなもの」を確認するついでに、もう別のハーシーのクッキーを買ってきて食べていましたが、私が食べていたのは、この右端に写っている青いパッケージのAlmond Joyだったのでした(浩子の感想は「アーモンドジョイかあ。いい名前だね」)。昔よく、クッキー&クリームは食べましたが(板チョコもナゲットも、甘いけれど食べ始めると止まりません)、更にそれに手を加えてクッキーになったものは箱の脇の写真は見たものの、実物はまだ見たことがありません。タイムズスクエアのハーシーのお店でも見たことがない気がするこのクッキー、どこで手に入るのでしょう?

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Apr 22, 2008

ちりとてちんの最後

Emoji_495 日本では『ちりとてちん』の放送も終わり、新年度の番組も始まってしばらく経った先週、浩子からちりとてちんの録画ビデオが送られてきました。こちらに帰ってきた直後に、毎日録画しているから、とは聞きましたが、ほとんどそれが続くことは期待していなかったので、驚きました。舞台の最中の頃か15話ぐらい抜けているらしいですが、それでも毎日録ってくれるなんて凄いことです。そこで、この数年故障して分解したままになっていたビデオデッキを、一念発起して直しました。(手ごろな輪ゴムで修理するとすぐに切れることを学びました。)ちなみに、番組のあのポスターを欲しい、と思うまでになったのは、ちりとてちんが初めてです。

日本から帰って来てからは、最終回の週に一度、ドバイの日本食屋さんで偶然見ることができただけでしたし、ようやくビデオも動くようになり、物凄く期待して見始めると、音がでません。今回初めて、日本で録画したものはアメリカのビデオデッキで再生すると音声に問題がでるらしいことも学びました。それでも、毎日、あらすじをチェックしていたので、みんなが何を話しているか分かってしまい、泣いたり笑ったりできる自分に感心しました。五木ひろしやお父ちゃんが『ふるさと』を歌うのも、聞こえてくるようです。その代わり、画面から目を離せません。そのうち、聞こえるのは気のせいでもないことが分かりました。静かな夜中に音量を最大限にしていると、ときどき聞こえるセリフもあります。

いまや、Youtubeでちりとてちん関連のスタジオパークをほぼ全部見たため、日本にいた頃とは、かなり違った目で見るようになっていました。朝ドラでは、主人公は新人のようなもので、周囲をベテランで固めていると思っていましたが、渡瀬恒彦が貫地谷しほりは凄い、ライバルだ、と評しており、そう思って見ると、確かに本人の演技が上手くなっているのではなく、喜代美が成長しているのが分かります。凄いです。最初は喜代美は本人そのままなのではないかと思っていましたが、スタジオパークの本人は全然違いました。キャストの仲のよさも、画面に滲み出ています。久々に変わっていないお母ちゃんを見るのも、お決まりのギャグを何度も聞くようでいいものです。

二本目のテープになると、毎回、0:41から始まり番組が終わる前の0:58に終わってしまうことに気付きました。予約録画をしているものの、うちのビデオの時計がずれているに違いありません。最終回は、恐れていたとおり途中(草々さんが病院の廊下で愛宕山の一節を叫んでいるところ)で終わってしまいました。魚屋食堂の双子が、1999年から成長していないような気がしたのですが、それでも大満足です。ありがとう、浩子。でも、やはり朝ドラは毎日見るのがいいですね。

冒頭のてんとう虫は、浩子が「かわいいでしょ。」と送ってくれました。かわいいです。

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Mar 06, 2008

カラヴァッジオの絵に出てくる人

Musicianscaravaggio 数年前のある日、カラヴァッジオの大ファンで、メトロポリタン美術館で彼の絵を堪能したという友人に、あの絵の人はうちの妹に似ているのだと伝えると、「でも日本人で、女の人なのに?」と言われました。そう、その絵の人は男なのです。

でも、浩子も小学校の頃は、ほとんど半ズボンで過ごし、私の同級生男子には杉田の弟と言われていました。よく考えてみると、大人になってからも、近所のプールに行ったとき、女子更衣室に向かう浩子に受付の人が呼びかけるので、浩子は自分の顔を見ればさすがに間違いに気付くだろうと振り返ると、面と向かって、「そちらは女子更衣室です」と言われたそうです(浩子はしょうがないので、自分で「私、女です」と説明したとか)。

とはいえ、その絵の人は今の浩子に似ているわけではなく、小さな頃の浩子に似ています。親戚の家に行った帰りに、寝ちゃいけないと言われても、電車の中で眠り、駅につく直前に起こしたときの、半分寝ている状態の浩子です。小さな頃の浩子はほっぺたをつまみたくなるような、もしくはつっつきたくなるような(?)子で、細面の今とは全然違いました。メトロポリタン美術館には、カラヴァッジオの絵が集まっている部屋がありますが、そこに行くと、いつも、「あ、浩子だ」と思います。この2枚の絵のモデルは別の人だ、という説と、同じ人だ、という説がありますが、どちらも「あ、浩子だ」と思うので、多分、同じ人なのでしょう。

1596_caravaggio_the_lute_player_the 今、展示されているのは、この『リュートを弾く人』の方だけですが、手前のバイオリンと笛は、どんなに目をこらしても、掴めそうなぐらい3Dです。カラヴァッジオの部屋は、特別展の出口にあり、いつもどこかから出てきたときに、ふいに出てくる絵でしたが、最近、シネマトグラファーのヴィットリオ・ストラーロがカラヴァッジオのローマにある絵について語るのを読んで、すぐにローマには行けないので、身近なところに観に行きました。ストラーロは、『暗殺の森』、『暗殺のオペラ』、『地獄の黙示録』、『ラストエンペラー』、『シェルタリングスカイ』など、挙げればきりがないですが、いつもその光にびっくりささせられるカメラマンです。映像の中にレンブラントやカラヴァッジオの絵のような光が映っているのです。あるとき、ストラーロはローマの教会で、当時は名前も知らなかった人の絵、『聖マタイの召命』を見て、息をのみ、その後、ずっと、光と影の意味についてその絵が語ることを考え続けているのだそうです。この絵との出会いがなければ、『地獄の黙示録』でカーツ(マーロン・ブランド)のキャラクターを描くことはできなかったと言います。『地獄の黙示録』は、コッポラが作った世界文学に匹敵するような映画で、原作はコンラッドの『闇の奥』です。(詳しくは、是非、立花隆の『 解読「地獄の黙示録」 (文春文庫)』をお読み下さい。)この絵がなければ、あの闇の奥までは達しなかったのかもしれません。はじめて、カラヴァッジオとストラーロの繋がりについて考えましたが、まったく納得です。この絵をローマでご覧になった方がいらしたら、是非、どうだったか教えてください。すっかり話がそれましたが、ストラーロを動かしたこの絵にも、浩子に似た人が描かれているはずなのですが(他にもたくさんあります)、他の二枚のようには似ていないのか、アングルが違うと別人になってしまうのか、「あ、浩子だ」と思う人はいません。

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Feb 18, 2008

Our Favorite Things

Jan2007_1 言うまでもなく、『My Favorite Things』は『サウンド・オブ・ミュージック』の曲です。昔は浩子が歌っているのを聴いて私が覚えてしまうほど、我が家では、『オペラ座の怪人』(『Angel of Music』)が流行っていましたが、最近は二人ともミュージカルはやや苦手です。もともと、歌になった英語は分かりにくいのですが、『シカゴ』を映画で観て、この複雑な話をミュージカルの舞台で自分が理解するには無理があったことに、また、『シカゴ』のミュージカルで、かつてなく爆睡してしまったのもいたしかたなかったことに気付きました。もちろん生で観る舞台は圧倒的ですが、ストーリーが分からないと何時間もはついていけなくなります。舞台の上だけでは、牢屋の中なのか、外なのか、誰がどこにいるのかも、よく分かりませんでした。(その点、オペラは、もともとほとんどの人にとって外国語で、字幕つきで、話もはるかに単純です。)でも、『レント』は終わってしまう前に観に行かなければ。

友人に薦められた、マーク・マーフィー(Mark Murphy)のこのアルバムの『My Favorite Things』は、ジュリー・アンドリュースとはまたまったく違って、いい感じです。何度も聴くとこの軽快なループが耳から離れなくなりますが、よくよく聴いてみると、歌詞は『犬に噛まれても、蜂に刺されても~、お気に入りを思い出せばどうってことない~』となっていて、いくらなんでも、それは無理があるのではないかと思っています。

4年以上前、ホームページに書いた、このコーナー開設の辞、Our Favorite Thingsを、再録させていただきます。

OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO

小さい頃から、面白かったものを熱心に人に薦める傾向があったが、分厚い本に対するハードルの高さと物事に対する興味は人それぞれ違うことを理解し、すぐに人に本を薦めるのはいいものではない、と考えるようになってからは、尋ねられない限り、執拗なセールスマンのように本を薦めることはなくなった(と思う)。

その代わり、妹には気兼ねなく勝手に本や映画を薦めていた。もちろんその後の選択は浩子次第である。しかし、最近になって判明したことだが、私以外のソースを含めそうやって必読の書、必見の映画が積み上がっていくのは妹にとって大きなプレッシャーだったらしく、本の途中で挫折していたのに「クリスマスキャロルには感動した」などと嘘を吐かせる(嘘ではないにせよ)原因となっていたようで非常に反省している。

それはさておき、このコーナーではジャンルを問わず私達の一押し、お気に入りを紹介したいと思います。

 

(頭の中を流れる)BGMmy favorite things

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Jan 18, 2008

ちりとてちん

Jyogasaki 昨年、浩子から「ふたりっ子の高校生棋士が今の朝ドラに出ていると思うんだけど」というメールがあった頃は、その「今の朝ドラ」が何なのかさえ、知りませんでしたが、私が一時帰国してからの浩子の話の一割は『ちりとてちん』です。年末に帰ってくると、年が明けたら毎日見れるね、と、浩子の解説付きでまとめ版を見せられ、毎日(特に再放送の土曜日)、ちりとてちんの放送時間に合わせ、生活が回っており、これが、局地的な人気(浩子のマイブーム)なのか、世の中的なものなのか、最初はよく分かりませんでしたが、7日、NHKで、『スタジオ・パークからこんにちは』が映り、草々兄さん役の青木崇高がゲストで登場すると、単なる我が家のブームではないことが判明しました。(浩子にスタジオパークの報告をすると、「じゃあ、草々は本名で出てたんだね」と、婚姻届で「あ」から始まる青木姓に「わ」から始まる姓だった主人公が変わる話をしてくれる、といった具合です。)初めてこのドラマを見せられたとき、「この人(草々兄さん)が一番カッコいい」と言うと、浩子に「ヒロインの旦那役でそういうカッコいい設定なんだから当たり前」と返されましたが、ちゃんとその当たり前の設定にはまり、注目を集めるのも大変なことです。浩子は「この人がいいんだよね」と言って、兄弟子も一人一人説明してくれますが、兄弟子に限らず、お父ちゃんもお母ちゃんも弟もほぼ全員が「いい」らしいです。

『ちりとてちん』では、長丁場ということもあるのでしょうが、一人一人が自分のキャラクターのものになった口癖まで話し、小さな卓袱台を囲めば、一家が揃うのも、ご近所が全員集合するのも、結婚式シーンで登場人物全員が画面に入るのも、まったく普通、自然です。不自然なセリフ・設定のドラマが多い中、プロのエンターテイメントはこうでなくちゃと思います。結婚を決めた翌放送日には、結婚式にまで辿り着き、15分しかないはずなのに、さらに後から後からお祝いの人が登場するスピード感もびっくりです。

また、まだ放送と同時には見ていませんが、福井出身の五木ひろしが、本人「五木ひろし」役ででているのも、私の好きなピーター・フォークが刑事コロンボを演じる「ピーター・フォーク」役で、『ベルリン天使の詩』に出ていたのと同じで、いけてます。白いスーツを着て登場しても、マイケルが真っ赤な金モールのついたジャケットを着て登場するのと同じで、いつもの本人の衣装なので、自然だけれども、これまた朝っぱらから驚くビジュアルで眼が覚めます。密度が濃い分、流すことができず、朝から集中力を要するのが玉に瑕です。でも、浩子によれば、「好きな朝ドラがあると毎日楽しくていいね!」というぐらい、それは幸せなことなのです。(今や浩子は、志ん生落語集CDを借りてくるほどです。)

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